困った時、
悲しい時に現れるランプの精さん
いよいよ辛かった体験談
7月16日   手術後5日目チョット涙が・・・
薬疹が出た、オマケにアセモ&テープカブレ&ストッキングのゴムアレルギー・・招かざる客が一度に訪れた。5日目にも成ると看護婦さんの来る回数が少なくて寂しい。
忘れないでよ〜〜ここに居るんだよ。
夕方5時少し前 T婦長さんがストレッチャーでお迎えに来た。
「皮膚科に行くよ〜」
途中「コールされてもなかなか行かれなくてごめんね」突然そんなことを言われた。
看護士さんの来る回数が少なくなったなぁ〜〜とは思っていたが 婦長さんから言われるとは思ってもいなかった。「お年寄は目立つところ そして真っ先に!!」そう決まりがあるそうよ。
ATUは一番其処では若かったから 素通りされる場所だった。
ベットの配置は婦長さんが決めるから 気にしていたのね。
「ホロ・・・・」何時もの目から汗が・・・・ 鼻っぱし強いけれど優しい言葉に弱いんだよなぁ〜〜
皮膚科の先生が「どうした 鼻が赤いけれど」「今泣いたから・・・」「誰がいじめたんだ?」の会話をしながら
ヤッパリ 弾性ストッキングのゴムアレルギーが手術によって 一度に出た・・・なんだか解らない診断だ。

朝&夕の飲み薬と塗り薬が出た。
塗り薬は一人では出来ないよね。
看護士さんによって塗ってくれる人と そうでない人 いろいろだぁ〜

右の足が熱い もしかしたら横向きで成る時負荷がかかり過ぎるのかなぁ?
しびれるし・・・先生が来るたびに 足が熱い・・しびれる・・・毎回同じ事言うしつこい患者!
7月17日  手術後6日  
ビックリすることがあった。
看護士さんでも こんな人も居るんだ・・・・ショックだった。
朝食後湯のみと歯ブラシの洗浄をお願いしたが手元に戻らないので 丁度来合わせた看護士さんに
「洗面台のところにあるかも知れないので取って下さい・・・」お願いした。
「あ!これね」 と渡してくれた。
ストローでお水を飲んだら変な味がした・・・・
良くカップを見たら 中にお茶が入ったままだ・・・・ 洗っていないカップを手渡されたのだった。
悲しいよ・・・

先に片付けた看護士さんが忘れたことが一番の間違いだが、そのまま手渡したY岸さん看護のプロだろ?
そんなことでいいのだろうか?未だ2年目だと言っていた。
これからいろいろな出来事に出会い一人前の看護士に成長するのだろう。

午後 看護士さんがシャンプーをしてくれた。
Y辺さんとY山さんこの二人は同期だから仲良しらしい。
全く違ったタイプの二人だった。
Y辺さんは私の担当看護士さんだ。
「I田さんは年よりも若くみえるね。」言われた。
え〜〜〜 入院以来寝たきりで顔も洗えないし ましてや化粧品も何処にあるのか解らずつける事が出来なかったのに・・
二人でストレッチャーに乗せてくれた。
「特別浴室」なるところに入った。
そのままストレッチャーの頭の部分が 「カクっ」と折れて仰向けでシャンプーが出来た。
頭と足と二人係で洗ってくれた 
二人の話で
結婚相手は先生を狙っていると
「私の執刀の先生は大変な人気らしいわね?」と二人を見たら
「でもダメ 先生には彼女が居るから」「え?何科なの?」
「他所の病院の看護婦さん」「取っちゃえばいいじゃないの!」
嗾けたら「もう指輪しているもの・・・」全然諦めモードだった。
突然Y辺さんが「私は内科の先生狙っている」
ほ〜〜 やるなぁ〜〜
たった一週間で収穫大だ・・こんな収穫があってもしょうがないよね。
でも看護士さんと仲良しに成れる方がいいものね。
午前中は、プンプンなことが在ったけれど 午後はそのプンプンも取り消しだぁ〜〜
気持ちが良かったから。

何もする事もない寝たきり患者は、耳ダンボの千里眼に成って観察に余念がない。

自力では無理だがお尻が動かせるようになった:。
「そ〜〜れ」両手をお尻の下に当て1センチほど動いた・・・・ニンマリ!

相変わらず空はどんよりしている。
私のベットからは空しか見えないのだった。
突然 クレ〜〜ン車が「グワァ〜〜」鋼材を吊り上げたのが見えた。
私たちの寝ている頭のうえをクレ〜〜ンが跨いで反対側 西側の工事現場に運んでいるのだった。
今 病院は外来棟の新築作業中なのだった。
来年の4月にはピカピカの外来棟とリハビリ室が出来ることになる。

看護士と患者の会話。
数が合わなくて、これでいいの?
これとこれ合わせて・・・・ 
朝 昼 晩 薬の自己管理の話しだ。
飲んだか飲まなかったのか忘れてしまったようだ。
傍で聞いていると ゲームを楽しんでいる風に聴こえる。

私は身動きできないので 看護士さんがその都度持ってきてくれる。

何となくトイレが気に成るが 出なかった・・・・